大社高校校歌
宇迦の遠山雲低く くれなゐ匂ふ空の色 松のみどりも神さびて 杵築の宮を仰ぎ見る まなびの舎の尊さよ 高き正義と真実の 光り照らせりこの舎に 薗の長浜砂白く 潮騒とよむ海の音 波はいはほにくだけ散る 島根のはてにゆるぎなき 学びの園のめでたさよ 清き平和と友愛の いのちみちたりこの園に |
旧制中学校歌
神代ながらに波白き 大和島根の国のはて 稲佐の浜に丈夫の 心を洗うたのしさよ 丈夫よ 起てよ丈夫 大和島根の丈夫よ 日隅の宮のかたほとり 松の緑も神さびて 尊き里に仰ぎ見る 学びの舎のゆかしさよ 丈夫よ 起てよ丈夫 大和島根の丈夫よ 宇迦の山辺の青嵐 簸の川上の水の色 われらに告ぐる朝夕の 国の教えの深きかな 丈夫よ 起てよ丈夫 大和島根の丈夫よ 園の長浜砂清き 学ひの道にいそしみて くすしき国にみちわたる 心を世にも示さなむ 丈夫よ 起てよ丈夫 大和島根の丈夫よ げにわれらこそうら若き 大和島根のかためなれ 七度生きて尽くさんと 誓いし人のあかしなれ 丈夫よ 起てよ丈夫 大和島根の丈夫よ |
女学校校歌
宇迦の山もと高しらす 朝風きよき神垣に 教へはたかし老松の 操のいろの深みどり 稲佐の濱の夕映えに うまし国原かがやきて さとしはあかし産業の 恵みゆたけき地の稔り 八百丹杵築の宮はしら 仰ぎてたてる学び舎に 誓ひはかたしまごごころを 捧げまつらむ日の御門 |
応援歌(1)
玄海灘の荒潮の 逆巻き寄する稲佐湾 弥山颪に鍛えたる 社高健児の意気を見よ 大国主のみいつをば にないてたちたる精鋭に はむこうものは荒磯の しぶきと砕け散ると知れ 千余の男子手にかざす 紫の旗ひるがえし 天涯連なる高原に 上がるかい歌の声高し |
応援歌(2)
ああうるわしや大社 天にそびゆる大鳥居 色もはえたる亀山や 稲佐の怒涛岸を打つ 古今の偉業いき高し ああ鹿城の健男児 ああ勇ましや我が選手 むらがる敵の中にあり 弥山の嵐呼び起し 若き血潮は火ともえて 我らの社高にないたる ああ鹿城の健男児 |
応援歌(3)
弥山山頂気は澄みて 紺碧の空果てしなく 日はさんらんと風清く ほまれは高し月桂冠 見よ紫の雲高く 弥山の嶺をつつむとき はえある今日の戦いに 我らは得たり優勝旗 |
応援歌(4)
勝利を告ぐる鬨の声 天下のすいと仰がれて 弥山山頂月高し 勝ってかぶとの緒をしめよ ここに勝ち得し優勝旗 だんじて敵にゆずるまじ |
応援歌(5)
雨の降る日も風の日も 花も紅葉もよそに見て 鍛え鍛えし我が選手 ふるえふるえ |
応援歌(6)
名も芳しき菊水の 清き流れに身をそそぎ 朝な夕なに選手等が 鍛え鍛えし意気と熱 倒れてやまぬ七生の そのますらおを思いなば 血潮はわき立つ若武者の か黒き腕は躍らずや |
応援歌(7)
歴史は遠し六百年 鹿城の精ここにあり 正義と覇者の実を結ぶ 社高健児の野球団 稲佐の怒涛宇迦嵐 鍛え鍛えし鉄腕の 飛ばすヒットは雲に入り 走らすライナーは海をこす |
応援歌(8)
若き血潮はほとばしり か黒き腕の肉躍る 正々堂々はつらつと 若き健児の意気を見よ 弥山の嵐すさびきて 今日の勝利の曲を告ぐ 赤き夕日に照り映えば さんたりらんたり優勝旗 |
応援歌(9)
ああ山陰の一角に 歴史を誇る我が社高 我にはむこう者あらば 飛んで火に入る夏の虫 母校の誉れにないたる 選手よふるえ時至る 炎熱身をやく夏の日も 極寒肌さす冬の日も 鍛え鍛えし鉄腕の 示すは今ぞいざふるえ 母校の誉れにないたる 選手よふるえ時至る |
