準々決勝(4月3日) 大 社 000 000 000 = 0 池 田 220 020 02 × = 8 ▽二塁打=坂本(大社) ▽二塁打=利川(峡南) ▽失策=坂本、江上2、高橋、吉田(池田) ▽失策=坂本、森井(大社) ▽試合時間 1時間47分 <大 社> 打 安 点 振 四 (遊)坂 本 4 1 0 2 0 (一)槙 野 4 0 0 2 0 (二)石 飛 3 1 0 1 0 (捕)須 藤 3 0 0 0 0 (投)森 井 3 0 0 1 0 (左)春 木 3 0 0 0 0 左 長谷川 0 0 0 0 0 (中)勝 部 3 0 0 1 0 (右)佐 藤 2 0 0 1 0 H 岩 成 1 0 0 0 0 (三)長 岡 3 0 0 3 0 残塁 2 28 2 0 11 0 <池 田> 打 安 点 振 四 (中)坂 本 5 4 2 0 0 (二)金 山 2 0 0 1 1 (三)江 上 5 4 1 0 0 (投)水 野 5 2 3 0 0 (左)吉 田 5 2 0 0 0 (右)上 原 3 0 1 0 0 (一)高 橋 4 2 0 0 0 (遊)松 村 2 0 0 0 1 (捕)井 上 3 3 0 0 1 残塁 9 34 17 7 1 3 回 安 振 球 責 森井 8 17 1 3 6 水野 9 2 11 0 0 フリーバッティングでもこうはヒットは出ないだろう。池田打線は初回から大社の森井を叩き続け、毎回安打の17安打を浴びせて大勝だ。この日、4月2日、18歳の誕生日を5打数4安打、1打点に2得点という充実した内容で迎えた主将江上は「4安打は満足ですが、会心の当たりはなかったんですよ」と言う。一方大社の森井もこの日が誕生日であったが明暗はくっきり分かれた。
1回1死2、3塁に水野が3遊間を抜くタイムリー、2回は2死1、2塁から、やはりこの日4安打と大当たりの坂本が左翼線に2点2塁打。5回にも敵失と上原の中犠飛で2点、8回は左前安打の坂本を江上が左翼2塁打で帰し、水野の右前タイムリーが続いて2点と着々と加点した。 一方大社打線は、今大会ナンバーワンの投手水野の前に手も足も出なかった。いきなり3者三振でスタートすると7回2死までピシャリと3人ずつで大社打線を抑える ”完全試合” ペースである。 しかし、91球目。「外すスライダーが真ん中に入った」ところを大社、石飛主将に中前に転がされて大記録の夢は消えたが、結局2安打、11奪三振の完璧なピッチングで勝った。 敗れはしたが、4つのダブルプレーでピンチを切り抜けた大社高校ナインに球場の大観衆からは万雷の拍手が贈られた。 <試合経過> (1回) 大 社=坂本3球三振。槙野、石飛空振り三振。 池 田=坂本2塁内野安打。金山犠打で2塁進。江上の中前打。4番水野の時に江上盗塁で2、3塁。水野左前打で2者生還。吉田投ゴロでダブルプレー。 (2回) 大 社=須藤2塁ゴロ。森井1塁ゴロ。春木2塁ゴロ。 池 田=上原投ゴロ。高橋2塁ファウルフライ。松村死球。井上右前打。坂本左越え2塁打で2者生還。金山三振。 (3回) 大 社=勝部中飛。佐藤、長岡三振。 池 田=江上左中間2塁打。水野1塁ゴロで3塁進。吉田3塁ゴロ。上原中飛。 (4回) 大 社=坂本、槙野、春木遊ゴロ。 池 田=高橋右中間に安打。松村犠打で2塁進。井上左前打で1死1、3塁。坂本遊ゴロ併殺。 (5回) 大 社=須藤、森井、春木遊ゴロ。 池 田=金山四球。江上右前打。水野1塁ゴロでダブルプレー失策で金山生還。打者水野は2塁進。吉田遊前打で水野3塁進。上原の中犠飛で水野生還。高橋左越え2塁打で吉田3塁進。松村左飛。 (6回) 大 社=勝部3球三振。佐藤遊ゴロ。長岡三振。 池 田=井上死球。坂本右前打。金山の犠打が投手失策で無死満塁。江上1塁ゴロ本塁封殺で1死満塁。水野2塁ゴロでダブルプレー。 (7回) 大 社=坂本、槙野三振。石飛中前初安打。須藤中飛。 池 田=吉田左越え2塁打。上原、高橋投ゴロ。松村遊ゴロ。 (8回) 大 社=森井三振。春木左飛。勝部投ゴロ。 池 田=井上左前打。坂本中前打。金山遊ゴロで1、2塁ダブルプレー、井上3塁進。江上左越え2塁打で井上生還。水野右中間安打で江上生還。吉田2塁飛。 (9回) 大 社=代打岩成が中飛。中岡三振。坂本右前打で出塁。槙野右飛。 池 田= |
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